宮前丈明 プロフィール

 

長野県生まれ。9才よりスズキ・メソードでフルートを始め、高橋利夫氏に師事。2年弱で同メソード全課程を修了。1977年、巨匠マルセル・モイーズ氏 (1889-1984)のマスタークラスを最年少で受講(11歳)。以降、モイーズ氏の勧めにより同氏の自宅やハワイの別荘等において集中特訓を受ける。スズキ・フルート スクールの若きデモンストレーターとして高橋利夫氏と共にたびたび渡米し、アメリカ・スズキ・フルートスクールの設立に貢献した。京都(1978年12歳)、カナダのキングストン(1980年13歳)他にてソロリサイタルやコンサートを行い、カナダ地元紙上でその音楽的才能を高く評価さ れる。1981年、米国フルート協会(NFA) フルート・コンベンション(デトロイト)においてミニリサイタルを行い絶賛される。














横浜市立大学医学部に進学後、音楽活動を中断し、卒後すぐに同助手。 基礎医学研究(神経薬理学)に10年間携わり、平成10 年度横浜医学会医学研究奨励賞受賞ならびに博士(医学)の学位を取得。医業の傍ら、作曲家安藤由布樹氏を代表・音楽監督とする非営利音楽家グループ「音の絵本」に所属し、ピアニスト高井清志氏らと共に音の絵本主催のコンサートや各種ホームコンサートに出演する。2000年、安藤由布樹氏作曲の「フルートとピアノのためのソナタ」を初演、好評を博す。 2000年ルイ・モイーズ氏マスタークラスおよび2001年春期国際声楽アカデミー併設のJ. M. タンギー氏マスタークラスを受講


2001年、横浜市立大学医学部助手を退職後、フルーティストとして本格的な活動を再開。同年の神戸フルート・コンベンションにおいてミニコンサート、 2002年に松本と台北において再デビューリサイタルを成功させた。2002年より米国ピッツバーグに移住。2002年、スズキ・フルート教則本 新8巻と10巻のデモンストレーションCD録音を行う。2004年から2007年までルイ・モイーズ氏(1912-2007)のマスタークラスに参加し研鑽を積む。英国トリニティ・カレッジ・ロンドンより演奏家ディプロマ取得。レオポルド・ベラン国際音楽コンクールフルート部門第1位、American Protégé 国際フルートコンクール第1位、同国際ロマン派音楽コンクール第1位、同国際コンチェルトコンクール第1位および最優秀演奏賞ならびにカーネギーホールに おける受賞者演奏会出演、第12回国際 Web Concert Hallコンクール最高位栄誉賞、第20回 IBLA Grand Prize国際音楽コンクールMost Distinguished Musician Award(最卓越音楽家賞)ならびに特別賞など欧米の国際音楽コンクールで入賞多数。

演奏家として日本ツアー(西日本・九州リサイタルツアー、東京・名古屋・松本三連続コンサート等)、ワシントンDC 、ペンシルベニア、テネシー、イリノイ、フロリダなど全米各地におけるソロリサイタルほか、日米にて盛んに演奏活動を行っている。2008年と2012年には フランスのサンタムールで開かれたルイ・モイーズ氏追悼コンサートに出演。2015年、安藤由布樹氏作曲のオペラ杉原千畝物語「人道の桜」の世界初演公演(リトアニア)に出演した。フルート指導者として、生徒のニーズに合わせながらスズキ・メソードやコンベンショナルなメソードを統合し、脳科学および生理学的に合理的で無理のないアプローチをモットーとした奏法体系を構築し、指導活動を展開している。東テネシー州立大学、プリンシピア大学、ワシントンDCの音楽学校、スズキ・メソード夏期学校、同指導者研修会などに度々招聘され指導を行っている。2006年のNFA フルート・コンベンションではNFA Pedagogy Committee(教授法委員会)の招聘でマスタークラスを担当した。 現在、国際スズキ・メソード音楽院フルート科教授、Levine Musicフルート科講師(ワシントンDC)。(2016年10月現在)